北海道小樽市で10日、竜王戦七番勝負の第4局が始まり、藤井聡太八冠が伊藤匠七段との対局に臨んでいます。
3連覇を狙う藤井八冠は、同い年の挑戦者・伊藤匠七段にここまで3連勝で、防衛に王手がかかっています。10日の対局は藤井八冠の先手で始まり、戦型を「角換わり」としました。
藤井八冠が2時間を超えて長考しますが、伊藤七段は研究の範囲なのか消費時間が少なく、持ち時間に2時間近く差が開いています。
藤井八冠が飛車をきる踏み込んだ手を指したところで封じ手の時刻となりました。伊藤七段が82手目を封じ、1日目が終了しました。
11日は午前9時に対局が再開し、激しい終盤戦が繰り広げられる見通しです。