長嶋一茂、自民党・神田憲次財務副大臣の税金滞納問題に憤慨…「あきれてものが言えないとはこのこと」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は10日、自民党の神田憲次財務副大臣が9日の参院財政金融委員会で、週刊文春が報じた税金の滞納とそれに伴う資産の差し押さえについて事実関係を認めたことを報じた。
文春の報道では、神田氏は税金を滞納し、ビルの土地と建物を4回差し押さえられた。税理士資格を持っているのにもかかわらず、日本税理士会連合会の会則が定める研修を受講していないことや、秘書に暴言を吐いた問題も指摘されている。
税理士の資格を持つ神田氏は「お騒がせしていることを大変申し訳なく思う。深く反省している」と陳謝した。9日午後の参院財政金融委員会で、野党から責任を追及されたが「大きな役割を担わせてもらっている。職責を全うしたい」と述べ、改めて副大臣を辞任しない考えを示した。
コメンテーターでタレントの長嶋一茂は今回の問題に「あきれてものが言えないとはこのことで…どうなっているんですかね」と憤りを表した。
さらに「任命責任ってどういうことなんだろうっていうことを考えてもらいたいですね」とし副大臣に任命する時に滞納について「調べてないんですか?って。身辺調査も含めて。何をやっているんだろう…」と「任命責任を果たされていないなら岸田(文雄)さんはそれなりの処分は下さなきゃいけないし…国民、みんな納税しているなか、財務副大臣、税理士…どうなっているのかな」と繰り返し憤慨していた。