20代男性が感電死、JRで電柱の配線作業中 都内業者を書類送検 木更津労働基準監督署

木更津労働基準監督署は9日、労働安全衛生法違反の疑いで東京都葛飾区西亀有の電気設備工事業「新日本電興」と同社の現場責任者の男性(55)を書類送検した。認否を明らかにしていない。
書類送検容疑は6月16日午前1時25分ごろ、富津市竹岡のJR内房線上総湊-竹岡間で、線路脇にある電柱の配線を取り替える作業中、誤通電を防ぐための短絡接地器具を接続する作業を怠り、同社社員の20代男性を感電による電撃傷で死亡させた疑い。