罪の意識に苛まれ「殺人未遂」を牧師に告白した女 通報されて逮…の画像はこちら >>
アメリカで住宅に押し入り、就寝中の女性を殺害しようとした女に有罪判決が下された。『New York Post』『Law and Crime』などが伝えている。
2022年5月4日午前4時頃、ルイジアナ州在住の女性の前に、突然ある女(44)が現れた。女は女性宅に無断で侵入し、寝室で寝ていたところを襲い掛かったという。
女に気付いて起きた女性が抵抗し、しばらくもみ合いに。女性はカッターで刺されるも何とか逃げ出し、そのまま病院に向かって治療を受け、のちに退院している。
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刺された女性は、交際中の男性との間にできた赤ちゃんを出産したばかりだった。その男性は同時に加害者の女とも交際していたばかりか、婚約までしていた。
女の話では、事件当日に女性の妊娠出産を知り、円満な話し合いのために赤ちゃんの服を持参し、女性宅を訪れたという。
事件後、逃走した女は牧師の元に向かった。罪の意識に苛まれたようで、牧師に一連の出来事を話して「告解」したそうだ。しかし牧師は保安官事務所で補佐として働いていることもあって、警察に通報した。
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駆け付けた警察官らが同席する中で、女による告解が再度行われた。これにより殺人未遂の疑いで女は逮捕され、逮捕後の取り調べで女性を刺したことは認めているが、殺人は否認している。
すぐに女の裁判が始まったが、検察側の主張と真っ向から対立。検察側は女が女性宅に侵入して寝込みを襲ったと訴えたが、女はそれを否定。弁護士によると、親戚を伴って女性宅に話し合いに来たという。
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実際、玄関のドアや窓ガラスが壊されるなどの被害がないのは、女性が女らを家に入れたからであり、女性を刺したのも身を守るための正当防衛だったと弁護士は訴えた。
加えて、告解内容は裁判で使われるべきではないと主張し、聖職者特権を行使せず、守秘義務を怠った牧師の対応を非難した。
複数回の審理を重ね、10月31日に開かれた陪審員裁判では、不法侵入および殺人未遂で女に有罪判決が下された。検察側の主張がほぼ認められた形となり、量刑は来年2月に言い渡される予定だ。