「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」の特徴とは?

あさ出版は2月14日、時田ひさ子氏による書籍『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』(1,540円)が累計3万部を突破したことを発表した。

「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」とは、共感能力が高く繊細で傷つきやすい側面(HSP)を、外向性、社交性、積極性、好奇心旺盛さという別の側面(HSS)よって表面化しないようカバーしている人たちのことだそう。「まわりの期待に応えたい」「誰かに喜んでもらえるなら、自分の気持ちは抑え込む」「自己卑下し、不安を感じやすい」などの特徴があるという。

同書によると、かくれ繊細さんは、「やりたいこと」は、実は、すでに自分の中にあるとのこと。しかし、自分の中にある「答え(やりたいこと)」に気づくのをやめておこうとする習慣がついているため、それがわからないことが多いという。「中途半端で飽きやすい」「興味があることがたくさんある」「1つのことが長続きしない」といった人も、その原因はかくれ繊細さんの可能性があるそう。

同書は、自身もかくれ繊細さんである心理カウンセラーが、本当に「やりたいこと」を見つけて才能を発揮するためのメソッドを、すぐに実践できるワークとともに解説している。また、かくれ繊細さんの秘められた才能として、「気遣い・相手に合わせる才能」「本質を見抜く才能」「不適切さを察して正す、全体最適化の才能」などを挙げている。

内容は、「もしかして『かくれ繊細さん』かも?」「かくれ繊細さんに秘められた10個の才能」「かくれ繊細さんの『やりたいこと』の見つけ方」「かくれ繊細さんが才能を発揮して活躍するコツ」など。