被害総額1億円に上る不正アクセス事件… 犯行の指示役か 組員を逮捕

国内メガバンクを狙った被害総額約1億円に上る不正アクセス事件で、沖縄県警特別捜査本部は17日、指定暴力団稲川会四代目山川一家三代目内堀組の容疑者(23)を電子計算機使用詐欺と窃盗の両容疑で逮捕した。「覚えていない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は2019年10月、犯行グループと共謀し、メガバンクから県内金融機関の口座に現金約137万円を移し替え、ATMから引き出した疑い。
関連記事ネット口座100以上に不正アクセス 3千万円超を盗んだ悪質な手口 沖縄で計17人を摘発・・・ 国内のメガバンク1行のインターネットバンキングに不正アクセスし、現金3千万円以上を沖縄県内のコンビニなどのATM・・・www.okinawatimes.co.jp 特捜本部は、容疑者は犯行グループの指示役で、容疑者から指示を受けた出し子がATMから金を引き出していたとみている。
容疑者の逮捕で、不正アクセス事件の摘発者は計30人となった。