2023年のふるさと納税利用率はどのくらい?【1500人調査】

Appliv TOPICSは11月15日、「ふるさと納税に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2023年11月2日~9日の期間、20歳から69歳の男女1,504人を対象にインターネットで実施したもの。

はじめに、2023年のふるさと納税を利用したかを質問したところ、「利用した」が28.4%、「これから利用する予定」が12.2%、「利用しない」が54.1%という結果になった。

年代別に回答の内訳を見ると、「利用した」が最も大きかったのは30代で35.3%であった。20代、40代も30%以上が「利用した」と回答。「利用した」「これから利用する予定」の合計は、20代が最も大きく、年代が上がるほど利用割合は小さくなる傾向にある。特に50代で利用者が大きく減るという結果に。60代では、約7割が「利用しない」と回答した。

ふるさと納税を「利用した」と回答した427人に、ふるさと納税をした理由を尋ねると、「特産品が魅力的だった」(280人)が最も多かった。次いで「税金の負担を軽減したかった」(230人)であった。半数以上が特産品や税金の負担軽減を目的にふるさと納税を利用していることがわかった。

同じく、「利用した」と回答した427人に対し、寄附金額について聞いたところ、1万円から3万円で寄付している人が多いことがわかった。5万円以上寄付している人は、全体の約3割であった。

最後に、ふるさと納税を「利用した」「これから利用する予定」と回答した611人に、選んだ・選ぶ予定の返礼品を尋ねると、「肉」(298人)が最も多い結果に。次いで「魚介類」(224人)、「米」(201人)、「果物」(159人)と続いた。この結果から、食料品に人気が集中していることがわかった。