【速報】成田市議、起訴内容否認「キスをしていない」 女児へのわいせつ罪で起訴

運営する私設図書館で小学校高学年の女児に抱きつくなどしたとして、強制わいせつの罪に問われた成田市議会議員、星野慎太郎被告(56)の初公判が16日、千葉地裁で開かれた。被告は「キスをしていない。わいせつな意思や目的は一切なく、抱きつくことも私からしていない」と起訴内容を否認した。弁護側も無罪を主張した。
起訴状などによると、昨年11~12月中旬、同市中台6の図書館内で女児=県内=にいきなり抱きつき、右頬にキスするわいせつな行為をしたとされる。
県警は今年6月、強制わいせつ容疑で被告を逮捕。県警の調べに被告は「ハグしたり、キスしたことに間違いない。あいさつぐらいの気持ちだった」と容疑を認めていた。被告は女児の母親に慰謝料を請求したなどとして、強要未遂容疑でも追送検されたが、千葉地検は不起訴処分とした。
関係者によると、被告は市議に初当選した2015年、後援会事務所を活用して漫画を自由に読める「まんが図書館」を開設していた。被告は15年4月から市議を務め、今年4月の市議選で3回目の当選を果たしていた。