歯ブラシの『じゃない方の使い方』知ってる? 洗いにくい調理器具がピカピカに!

今やさまざまな種類のアイテムが販売されているキッチングッズ。
ピーラーやスライサーといった細かな役割を担ってくれるアイテムは便利ですよね。
しかし、スポンジで洗っただけでは「野菜の皮や汚れが落ちない」と悩んだことはありませんか。
そんな『あるある』な悩みを解決するには、歯ブラシがぴったりだそうです。
本記事では、硬さの違う2本の歯ブラシを使って、通常のスポンジでは落ちにくい汚れがどのくらい落ちやすいのかを検証します。
まずはじめに、野菜や果物の皮むきでよく使う、ピーラーの汚れを落としましょう。
ピーラーは洗いにくい形状なので、水や洗剤でササッと洗い終えてしまいがち。意外と刃や横のプラスチックの部分に汚れがたまっていました。
スポンジで洗っても繊維に引っかかって、なかなかきれいにならない、この千切りピーラーで試してみましょう。
洗剤をつけずに歯ブラシでゴシゴシすると、刃の部分に少し輝きが戻ってきました!
細かな部分を掃除していくと、最終的にはこんな感じに。だいぶピカピカになった印象です。
ピーラーや千切りピーラーなどは汚れがたまると切れ味にも影響が出てしまうので、日々のメンテナンスに歯ブラシを使用するのはかなり有効なようです。
次にショウガをすりおろしたり、大根おろしを作ったりする際に使う、おろし金を歯ブラシで掃除してみました。
いつものようにスポンジでこすってみると、こびりついていたショウガがほとんどついてしまいました。これをきれいにするのが結構面倒なのです…。
歯ブラシでこすってみると、細かなショウガの繊維もしっかり落ちます!面で洗うスポンジとは違い、ピンポイントで汚れを落とせるのも魅力でしょう。
何かと便利で愛用している万能スライサー。よく見てみると、端の部分や刃の溝、穴の中に汚れがたまっています。
これも、歯ブラシで掃除してみたところ…。
蓄積していた汚れが一瞬にして落ちました!これまでシンクの掃除などでは歯ブラシを使っていましたが、キッチングッズにここまで使えるとは、目からウロコです。
寒くなってきた時期に活躍することが多い、茶こし。柔らかめの歯ブラシで優しくまとめるようにこすってみると、お茶のカスが気持ちいいくらいに取れました!
ほかには、お菓子作りでは欠かせないふるいの溝部分や、粉が塊になっているところなども歯ブラシで簡単に落ちるそうです。
歯ブラシは歯を磨くだけではなく、普段なかなか洗い切れずに諦めていたキッチングッズの掃除に活用してみるのもいいかもしれませんね!
[文/キジカク・構成/grape編集部]