東京の「大人の街」カレッタ汐留の店が大量閉店、一体どうして… 現地で見た光景に衝撃

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地上200メートルの展望スペースから東京湾の夜景を一望しながら、優雅なひと時を過ごす──。東京・新橋にあるカレッタ汐留は「大人の街」として親しまれてきた。
ただ、近年同施設内で「異変」が起きていて…。
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カレッタ汐留は、2002年に開業。地上48階、地下5階建ての電通本社ビル内にある施設だ。飲食店や雑貨店が多数出店し、劇団四季の専用劇場「電通四季劇場」も併設。
46階の展望スペースから東京の街が一望でき、夜景を楽しめるスポットとしても人気だ。取引先への接待や恋人とのデートに使われることも多く、「大人の街」という印象を持つ人もいるのでは。
ただ、オープンから20年以上経ち、変化が起きているようだ。

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ネット上では、「カレッタ汐留のレストラン街、久しぶりに通ったら、ほとんど閉店してた」「コロナ禍で色々変わったのか、現地の人でないと分からないものがあったか…」「大好きなお店がなくなってた…ショック」「シャッター閉まったお店多かった」など、驚きの声が続出。
どうやら、カレッタ汐留内の店舗が相次いで閉店しているようだ。「大人の街」に何が起きているのか、現地で取材することにした。

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カレッタ汐留のフロアマップを見ると、空き店舗が目立つ。記者が最後に訪れたのは10数年前だったが、当時と比べると、地下1階と2階にある飲食店が並ぶエリアで閉店したところが多く、驚いた。
実際、地下に足を運んだところ、シャッターが閉まった場所が見受けられ、少々寂しい印象を受ける。

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なぜ、飲食店が相次いで閉店しているのか。カレッタ汐留近隣の会社で働く30代男性は、コロナの影響を指摘する。
「もともと、この辺りは仕事相手との打ち合わせを兼ねた食事目的で利用する人が多かった印象です。ですが、2020年のコロナ感染拡大によって、テレワークが定着しました。私もそうですが、自宅で打ち合わせする人が増えたため、カレッタ汐留内の飲食店を利用しなくなったのではないでしょうか」(30代男性)。
東京のおしゃれスポットとして有名な代官山でも、コロナ禍でカフェやパンケーキ店などが相次いで閉店していた。カレッタ汐留でも、同様の現象が起きたのだろうか…。
とはいえ、クリスマスシーズンになると、イルミネーションを見るため、同所を訪れる人は多い。現在も、カレッタ汐留が人気スポットであることに変わりないだろう。
少しずつコロナ禍から回復する中、カレッタ汐留が輝きを取り戻す日は必ず来るはずだ。

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斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。