経理を担当した会社から現金1820万円を横領した疑い 元取締役の男(53)を逮捕 風俗店の支払いも

取締役を務めていた名古屋の建設会社から現金1820万円を横領した疑いで、53歳の男が逮捕されました。
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逮捕されたのは、名古屋市中川区のアルバイト、藤巻直哉(ふじまき なおや)容疑者(53)です。警察によりますと、藤巻容疑者は3年前、以前、取締役として経理などを担当していた名古屋市東区にある建設会社の預金口座から、29回にわたって現金1820万円を引き出し着服した業務上横領の疑いがもたれています。警察の調べに対して藤巻容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。藤巻容疑者は横領した金を生活費としてだけでなく、風俗店やスナック店でも使い、借金の返済にも充てていたとみられるということです。ことし8月、会社が警察に相談して事件が発覚。会社の口座からはほかにも約4500万円が引き出されていて、警察は余罪が多数あるとみて調べを進めています。