ボルボ・カー・ジャパンは電気自動車(BEV)の小型SUV「EX30」を11月22日の午後3時に発売する。EX30の購入専用サイトで559万円で販売する。納車は2024年2月から順次開始の予定。
○ボルボ史上最小のEV
EX30はボルボ史上最も小さなEV。ボディサイズは全長4,235mm、全幅1,835mm、全高1,550mmだ。最初に発売となるのは「Ultra Single Motor Extended Range」グレード。バッテリー容量は69kWh、フル充電での走行可能距離(WLTCモード)は560km、モーターの動力性能は最高出力272ps、最大トルク343Nmとなっている。
販売はオンラインのみ。購入専用サイトで仕様選定から見積り、契約、車両代金の支払いまでを行うことができる。
EX30にはモーターとバッテリーの組み合わせが異なる3つのタイプがある。日本に最初に入ってくるのは最も航続距離が長いタイプだ。ほかに「リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリー搭載のシングルモータータイプ」と「リチウムイオンバッテリー搭載でモーター2基を積む高性能タイプ」があって、これらも2024年には日本にやってくるものとみられる。LFPバッテリー搭載モデルはもっと低い価格となる見通しだ。