スーパーの客がライターいじり火事発生 店は全焼し店員1名が搬送される事態に

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燃えやすい物のすぐそばで、客がライターを使用か。そのせいでスーパーが全焼していたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。

先日、タイ・バンコクにある2階建てのスーパーマーケットの店内で、火事が発生。通報を受けた警察と消防隊、ボランティアなどが現地に駆けつけ、消火作業に取りかかった。
火は約30分後にようやく消し止められたが、建物は全焼。この火事が原因で、女性店員が煙を吸い両腕と両脚に火傷を負った。発生後ほどなくして近くの病院に搬送されたというが、現在の状態など詳しいことは分かっていない。
火事の原因や被害状況については、当局が慎重に調べを進めているところだが、複数メディアは「火事発生の直前に男性客のひとりがライターをいじった」「それが原因となった可能性が高い」と伝えている。

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一部メディアの報道によると、男性客が試しにつけたライターの火が、近くにあったリボンの飾りに燃え移ったとのこと。それがたちまち周囲に燃え広がり、建物が全焼する事態になったとみられている。
この日たまたま店にいたという女性がメディアの取材に応じ、「入店したときはいつも通りだったんです」「なのに、3分もしないうちに入り口付近で火事が発生したんですよ」とコメントした。
また燃えていたリボンにも言及し、「男性客が必死にその火を消そうとしている姿を見ました」「その後に男性は逃走してしまったんです」とも語っている。

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ライターは手軽に使えて非常に便利ではあるが、注意を怠れば住宅や自動車の火災など重大な結果を招きかねない。
クリスマスの時期にはキャンドルを楽しむ家庭も増え、ライターの使用頻度が高くなるが、特に子供がいる家庭では勝手に触らないよう指導を徹底する必要がある。
過去には子供がライターでいたずらしたことが原因で、車やトラックなどで火災が発生。全焼したケースが何度か伝えられている。