藤井聡太五冠が「最年少六冠」達成に王手 羽生九段の記録を29年ぶりに更新なるか

おととい(18日)、将棋の藤井聡太五冠が渡辺明二冠に挑戦する「棋王戦五番勝負第2局」に勝ち、最年少の六冠達成に王手をかけました。
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2月17日、石川県金沢市での棋王戦五番勝負第2局を翌日に控え、六冠達成を目指す藤井五冠がしたためた文字は「飛翔」でした。一方、タイトル11連覇を目指す渡辺二冠は「勇躍」と奮い立つ気持ちを表しました。
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その棋王戦第2局は18日午前9時、渡辺二冠の先手で始まりました。先に3勝でタイトル獲得となる五番勝負。初戦を白星で飾った藤井五冠は午後7時半ごろ、132手で渡辺二冠を下し2勝目を挙げました。
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(藤井聡太五冠)「(Q:タイトル奪取まで、あと1勝となったが?)スコアは意識せずに、また全力を尽くして指せればと思います」
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現在、藤井五冠は「竜王」「王位」「叡王」「王将」「棋聖」の5つのタイトルを持ち、「棋王」も獲得すると羽生善治九段に次いで史上2人目の六冠となり、最年少記録を29年ぶりに更新します。一方、後がなくなった渡辺二冠は…。
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(渡辺明二冠)「『目の前の一局』という気持ちで、やっていければ」
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大一番の第3局は3月5日に新潟市で行われます。ところで今回の勝負めしは両者共に日本海の海の幸やローストビーフなど、和洋折衷の豪華な「加賀懐石弁当」でした。