泥棒に入った男がうたた寝し高いびき 音に驚いた住人に通報されあえなく逮捕

泥棒に入った男がうたた寝し高いびき 音に驚いた住人に通報され…の画像はこちら >>
過去にも窃盗で逮捕されていた男。しかし懲りもせず勝手に人の家に押し入り、またしても逮捕されてしまった。男の呆れた犯行と眠気に負けて逮捕されるまでの経緯を、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。

8日午前0時頃、中国・雲南省で暮らすヤンという名の男が、窓が開いている家を見つけて無断で内部に侵入し、金目のものを盗もうと考えた。
住人は眠っているに違いないと思い忍び込んだヤンだが、家に入るなり人の声が聞こえたため足を止めた。このまま動けば気づかれると考え、別の部屋にこっそり移動し、タバコを吸いながら住人が寝静まるのを待つことにした。

関連記事:防犯カメラに映った男から住人に恐怖のメッセージ 「3時間寝かせてくれてありがとう」
しかしすでに深夜とあって、待っている間にヤンはひどい眠気に襲われた。疲労感もあってか一瞬で眠りに落ち、いびきまでかき始めたという。
この家で暮らすタンさんは子供と一緒に寝床に入り寝ていたが、いびきの音に気づいて目を覚ました。しばらくは隣人宅から聞こえる音に違いないと考えていたというが、哺乳瓶を洗うため部屋を出たとき、タンさんはあることに気づいた。いびき音は、確かに家の中で響いていたのだ。

関連記事:故人宅に不法侵入した葬儀会社の男が逮捕 罪を犯してまで盗もうとした物は…
いびきが聞こえる部屋に行きドアをそっと開けたタンさんは、床でぐっすり眠っているヤンを発見。驚いたタンさんは家族を起こしてから通報し、家に不審者がいることを伝えた。
ただちにタンさんの家に向かった警察は、ヤンの身柄を確保。その後にヤンが常習犯であること、また2022年には窃盗罪で逮捕され9月に出所したばかりだったことを公表した。

関連記事:嫉妬深い男が元妻と元義母を火だるまにして逃走 自らも重傷を負いながら逮捕
侵入した家で寝てしまい、いびきをかいて住人を起こしてしまったヤン。あっけない逮捕までの経緯は、SNSでも話題を集めた。
「マジでウケた」「そんなに疲れていたのなら、遅くまで『仕事』しなければ良かったのに」といったコメントのほか、「人の家に侵入して眠っただけの場合、どんな判決が出るのかな」といった疑問も多く書き込まれている。