体育の授業でARスポーツ『HADO』を体験!運動が苦手でも…ゲーム感覚で楽しめる♪【新潟市】

AR(拡張現実)を教育現場でも活用しようと、新潟市の小学校では“ARスポーツ”が体育の授業で取り入れらました。運動が得意でも苦手でも一緒に楽しめるとして人気が高まっています。

教育現場にもARを導入しようと、新潟市東区の南中野山小学校で11月27日、ARを使ったスポーツ「HADO(ハドー)」を使った授業が行われました。

【記者リポート】
「今は体育の授業中ですが、子どもたちは大きなゴーグル、そして不思議な動きをしています」

始まりの合図に合わせて、画面にはピンクと青の光るボールがテンポ良く行き交います。

HADOとは、雪合戦のようなスポーツ。専用のゴーグルとアームバンドを装着して腕を前に突き出すと、光るボールが飛び出す仕組みです。

相手の体の前に映る4枚の的を全て破壊できたら1点獲得。的が全て破壊されても復活してゲームを続けられるため、運動が苦手でも楽しめるスポーツです。

【児童】
「ヤバい、リードされてる。倒せ!」

子どもたちは前後にすばやく動いたり、連続してボールを打ったりしながら、バーチャル空間でのスポーツを楽しんでいました。

【児童】
「楽しいけど難しい。自分は前のほうに行っちゃうので、すぐにやられちゃう」

【児童】
「ゲームで楽しめるのに、体も動かせる。2つのことを両立してできるので楽しかった」

記者も実際に体験!かなり体力は使いますが、異なる年代の人とでも一緒にプレーできるのが魅力の一つです。

【記者リポート】
「短い時間でしたが、かなり体がポカポカしています」

【南中野山小学校 阿部泰尚 教諭】
「今は、まだ子どもたちは自分がどう動くかしか見えていないが、ゲームを通す中で、協力というか、絆を高めていくことができれば」

南中野山小学校は、今週中に他の学年でもHADOを導入した授業を行う予定です。