新語・流行語大賞 「増税メガネ」は候補入りなく やくみつる「躊躇もあった」

今年話題になった言葉に贈られる「2023 ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、都内で発表され、18年ぶりのセ・リーグ優勝を飾った阪神・岡田彰布監督が選手に優勝を意識させないようにと表現した「アレ(A.R.E)」が年間大賞を受賞した。
選考委員の漫画家・やくみつる氏は、今回の候補語30語が発表になると、岸田文雄首相を表す「増税メガネ」が入っていなかったことに世間がざわついたことに触れ、「これを候補に推すにはちゅうちょもあった」とコメント。
候補に入れなかった理由について、「増税メガネは首相のあだ名を超えて一人歩きしてしまっている。弱視等の理由でメガネを着用されている知人や子どもたちを思ったとき、これを尻馬に乗っかって推すべきではないと選考委員の一員として考えます」と触れた。
その他のトップ10入りは、以下の通り。
・新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
・OSO18/アーバンベア
・蛙化(かえるか)現象
・生成AI
・地球沸騰化
・ペッパーミル・パフォーマンス
・観る将
・闇バイト
・4年ぶり/声出し応援