デート代「おごりたい」未婚男性の割合は?

カネとホンネ調査研究所は11月30日、「デートにかける費用についてのアンケート」の結果を発表した。調査は11月14日、都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する20~59歳の働く未婚男性404名を対象に、インターネットで行われた。

一回あたりのデートにかける費用を聞いたところ、支払う金額は平均で1万245円、女性に期待する金額は2,641円となった。年代別に内訳をみると、年齢が高くなるほどデート費用が高くなり、20代(8.353円)と50代(1万3,494円)を比較すると1.6倍の差に。逆に、女性に期待する金額は年齢が高くなるほど低くなる傾向がうかがえた。

次に、デートにおいて女性に期待する金額の内訳を見てみると、42.1%が「0円」、つまりデート費用の負担を求めていないことが判明した。

また、デート費用についての希望を聞いたところ、「おごりたい」が34.7%、「おごらないまでも、多めに出したい」が45.3%という結果に。社会人男性の8割が、「デート費用を多く負担したい」と思っていることが明らかに。特に、50代では「おごりたい」(50.6%)が半数を超えており、割り勘派の多い20代でも、デート費用を多く負担したい声が73.2%を占め、全体では、「割り勘にしたい」と回答した人は、2割に満たなかった。

続いて、デート費用の希望について、なぜそう思うかを聞いたところ、「男性が多く支出するべき」(39.9%)がトップに。次いで、34.7%が「交際は対等でありたい」と回答。デート費用を負担することは「対等な交際の条件ではない」と考えることもできるが、一方で、交際を演出する重要な要素の一つでもある。対等に交際するべきというのが現在の潮流となっているようだが、何をもって対等とするのかは難しく、それぞれのカップルでよく話し合うしかないと言える結果となった。