藤井聡太八冠(21) “幻の竜王戦第6局”の地で大歓迎 柳葉敏郎さん(62)も「ミーハーで来てしまいました」

12月5日から、秋田県大仙市で将棋の藤井聡太八冠(21)の竜王戦防衛を祝うイベントが2日連続で行われました。街をあげての大歓迎に藤井八冠も笑顔…地元在住の「大物俳優」もかけつけました。
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(ファン)「おめでとう!おめでとう!」5日午後、秋田県大仙市を訪れた藤井聡太八冠。ここは国の有形文化財に指定されている「旧本郷家住宅」です。多くの将棋ファンから大歓迎を受けた藤井八冠。先日行われた竜王戦七番勝負では4連勝し、見事、竜王3連覇を果たしました。
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「旧本郷家住宅」で予定されていた第6局の「大仙対局」は、今回の七番勝負では実現しませんでした…そのため、5日はこの歴史的建造物を見学することに。(藤井聡太八冠)「旧本郷家住宅はどこを見ても趣があって、対局場としても素晴らしいところを用意してくれていたと感じた」秋田の印象を尋ねられた藤井八冠は…(藤井八冠)「12月の初旬なのに雪が積もっていて、秋田に来たんだなと思いました」
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続いて準備されていたおもてなしは…「3、2、1、どうぞ!」歓迎の大曲(おおまがり)の花火です。スキー場で藤井八冠自らが点火! 人生初めての打ち上げ花火の点火です。夜空を大輪の花が彩りました。
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さらに、大仙市内のホテルに移動し、第6局の実行委員会の主催で、「藤井聡太竜王の防衛を祝う会」が行われました。花火のおもてなしがとても印象深かったようで…(藤井八冠)「私がボタンを押すと花火が始まる演出まで用意していただいて、緊張したが本当に素晴らしい経験になった」
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そして、一夜明けた6日も、秋田での大歓迎は続きました。藤井八冠が訪れたのは、大仙市内で地域を二手に分けて綱引きする「刈和野(かりわの)の大綱引き」を伝承する施設。出迎えは地元在住の俳優、柳葉敏郎さん。(柳葉敏郎さん)「柳葉敏郎と言います。ミーハーで来てしまいました」藤井八冠は、室町時代から続くとされるこの綱引きの説明を受けました。
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最後は”勝負めし”のお披露目会です。今回は幻となりましたが、メニューの中から藤井八冠が選んだのは「花火のまち大曲のオープンカツ」でした。トンカツをチキンライスの上にのせたご当地グルメです。(藤井八冠)「チキンライスと濃厚なカツとソースの相性が抜群でした」そして、おやつは地元菓子店が売り出す「冷やし餡(あん)~やわ餅と発酵バター添え」。そしてドリンクは、大仙市産のミニトマト『恋ベリー』を使ったジュースでした。
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今回の対局は幻となったものの、2日間大仙市あげての大PR大会の様相に…藤井八冠は。(藤井八冠)「大変な歓迎をいただきまして、本当にうれしく思いました。本当にこの2日間、良い思い出ができた」