名古屋市の緑区役所の支所で、ウクライナからの避難民を支援する募金が盗まれました。
名古屋市によりますと、21日午後2時15分ごろ、緑区役所徳重支所が入る複合施設で、清掃員が1階の駐輪場の植え込みに捨てられていた空の募金箱を見つけ、支所の職員に連絡しました。
募金箱は支所の入り口付近に設置されていたウクライナから名古屋に避難してきた人たちへの寄付を受け付けるもので、月末に中身の集計を予定していたため、被害額は分かっていません。
募金箱を固定していた金属製のワイヤーが切断されていて、市は警察に被害届を出すとともに、ほかの区役所などに設置された募金箱の管理について注意喚起をするとしています。