12月7日、恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカが、マッチングアプリ市場の最新動向や、今後の展望を紹介する「ペアーズ戦略説明会」を開催しました。
「人生に『あってよかった』と思ってもらえるものを。」というミッションを掲げているペアーズ。同社 代表取締役CEOの山本竜馬氏は「長きにわたってお付き合いできるような相手と巡り合える場所を……と考え、サービスを提供しています」と説明します。
近年、未婚率の上昇や婚姻件数の減少、少子化といった社会課題が浮上しているが、そんななかで、「マッチングアプリ婚」をする人は増加傾向にある。1年以内に結婚した夫婦に「出会いのきっかけ」を尋ねたアンケートでは、「職場での出会い」と同率(25%)で「マッチングアプリ」がトップに。また、年代別の「婚活方法」では、20代の2人に1人が「アプリ婚」と答え、1位になっているのです(出典:2023年11月16日に発表 明治安田生命保険がしたアンケート)。
このようにマッチングアプリ市場は拡大中ですが、国内シェアNo.1を誇るのがペアーズです。山本氏は「出会い系アプリが乱立している状況のなかで、当社のサービスは、独身証明書や身分証明書の提出があるから、安心・安全を確保できるということで利用されている。真剣なお付き合いをされるカップル、最終的に結婚に至られる方も実際に多く出始め、それが口コミになって、爆発的にユーザーが増えています」と、人気の理由をコメント。
「2022年にはペアーズの累計登録者数が2,000万人を突破しました。日本全体の結婚というものを見てみると、実は10人に1人がペアーズで知り合ってご結婚されているという調査結果も出ていまして。“真剣な方と出会う場所”という意味では、市民権を得ているんじゃないかと思います。地域的な分布に関しましても、都会のサービスというよりは、全国的に広がっています」と、利用者の多さについても語りました。
そして、「『マッチングアプリはよくわからない』『なんとなく怖い』といった声に対して、どういう風に攻略していくのかというのが今後の事業戦略の大事なポイント。タイパ・コスパという考え方があるなかで、相手を効率よく見つけられるよう、マッチングパフォーマンス“マチパ”というものを掲げ、そこに重点を置いて、新機能開発やAIマッチング強化で向上させていきたいと考えています」と、山本氏は事業戦略の柱についても説明していました。
ちなみに同社は、2022年~2023年にかけ、一般生活者にとって“より身近で信頼できる存在”となるべく、「地方自治体連携」「第三者認証取得」「福利厚生への導入」といった公共性を高める施策にも取り組んでいます。
また、マッチングアプリを安心安全に利用するためのポイントを男女別にまとめた「マッチングアプリ セーフティハンドブック」(A5版・22ページ)を作成し、公開。PDF版をダウンロードすれば、だれでも見ることができます。
さらに同社は、「本命ならペアーズ」のブランドコピーを掲げ、小関裕太・横田真悠を起用したテレビCMを全国で放映。現在、第2弾も制作中だということです。
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