GACKTが『人間関係リセット症候群』について持論展開 「ものすごく共感」の声

良好な人間関係を築くことに、多くの人は難しさを感じています。
時には、ストレスを感じる環境から脱するため、人間関係を整理することもあるでしょう。
大概の場合は、SNSで特定のアカウントをブロックしたり、職場や学校などの数人と距離をおいたりする程度ですが、人によっては思い切った行動を取る場合も。
転職や引っ越し、スマホ内の連絡先をすべて消すなど、人間関係をリセットすることがクセになっている人たちの精神状態は、通称『人間関係リセット症候群』と呼ばれています。
正式な疾病ではありませんが、年末年始に人間関係を断ち切るケースが増えるとして、話題になっているのです。
歌手のGACKTさんは2023年12月8日にX(Twitter)を更新。
『人間関係をリセットするのはよいと考える派』として、自分の考えをつづりました。
無駄に広げた人間関係には、必要のないつながりもあると考えるGACKTさん。
自分の人生を大切にして、「付き合っていて楽しくない、明るくなれない人間とは距離をおくべきだ」と述べています。
「1つ捨てれば1つ拾える」ともいえ、フットワークが軽くなり、行動力も上がれば、今までにない出会いが増えることにつながると指摘しました。
自分の判断力や、観察力が磨かれ、人間として成長できるプラス面もあると考えられます。
しかし、人によっては自身が『人間関係リセット症候群』であることに、苦しさを感じる人もいる様子。また、人間関係を切られた側の人たちからは悲しみの声も上がっています。
そんな人々を安心させるべく、GACKTさんは投稿の最後で「本当に縁のある人とは、何年離れようが、いつかまたつながるもんだ。怖がらなくてもいい」との温かな言葉を贈りました。
年末になると人間関係リセット症候群になる人が多いと聞く。ボクは人間関係をリセットするのは良いと考える派。無駄に広げた人間関係には必要の無い繋がりもある。自分の人生なのだから付き合っていて楽しく無い、明るくなれない人間とは距離をおくべきだ。1つ捨てれば1つ拾える。…
人間関係について考えさせられるGACKTさんの言葉は、人々の心に届いたようです。
投稿には2万件以上の『いいね』と、このような声が寄せられました。
・自分自身を否定し、消えたかった頃は『人間関係リセット症候群』でした。今は大好きな人たちと幸せに暮らしています。
・ものすごく共感しました。自分の『人間関係リセット症候群』が不安でしたが、少し肯定的に考えられそうです。
・進みたい未来から逆算して、人間関係をリセットすることはあります。手放すのも勇気。
・50代にもなると、人間関係は切ったり切られたりでお互い様。つらく感じている人は、どうか心を痛めないでください。
・人間関係をリセットされた側ですが、いつどこで再会しても、また友達になれると思います。
GACKTさんの考え方は、『人間関係リセット症候群』の当人だけでなく、周囲の人々も照らした様子。
自分の言葉が、前向きに人生を歩んでいくための誰かの指針となれば、GACKTさんも喜ばしく思うことでしょう。
[文・構成/grape編集部]