『油を節約する揚げ方』は絶対NG! 危険性に「ええ…知らなかった」「シャレにならない」

カリッとした衣がおいしい揚げ物。
スーパーマーケットなどの総菜コーナーで購入することもできますが、家で作りたてを食べるのは格別でしょう。
ただし、自宅で作る時に、たっぷりの油で揚げるのは気が引けるもの。
無駄を減らすため、『少量の油で揚げるライフハック』を活用している人もいるようです。
しかし、その方法は危険がともなうとして、SNSで注意喚起がされました。
「絶対にやめて」
そう呼びかけをしたのは、調理用品の企画や販売をしている和平フレイズ株式会社。
玉子焼き器を使い、少ない油で調理するライフハックがあることを知り、同社のX(Twitter)アカウント(@waheifreiz)で危険性について説明しました。
同社によると、油の量が500g以下だと温度が急上昇しやすく、火災につながる恐れがあるとのこと。
IHは炎が見えずとも、ガス以上にパワーがあるため注意が必要だといいます。
また、フライパンを使い、少量の油で揚げ物をする方法もありますが、玉子焼き器の場合と同様で危険とのこと。
『最低油量』や『適正油量』があるため、商品の取扱説明書を読むか、購入時に揚げ物をしても問題がないかを店員に確認するといいそうです。
同社のおすすめは、ミニサイズで適性油量が530gの、コンパクトな揚げ鍋だとか。
油を節約するライフハックの危険さを知らなかった人は多く、投稿には大きな反響がありました。
・これをやる人、多いよね。本当にしゃれにならない。
・ええ…知らなかった。今までフライパンでも少量の油で揚げていました…。
・節約で火災になったらたまらない。気を付けたいです!
・玉子焼き器での揚げ物、やったことがあります。煙が出てヒヤッとしました。
「今まで無事だったから大丈夫」と思い、危険なライフハックを継続していると、万が一の事態が発生することも。
適した調理器具と油量を守って、安全に料理をしたいですね。
[文・構成/grape編集部]