季節外れの暖かさで、飼育中のアレが… 飼い主が目撃した光景に「まだはやーい!」

南から暖かい空気が流れ込み、全国的に冬とは思えない暖かい気温となった、2023年12月上旬。
冬物のニットでは暑いため、薄手のシャツを引っ張り出したという人もいるでしょう。
季節外れの暖かさに反応したのは、人間だけではないようです。
「うわー油断した!戻れー!まだ出てきちゃダメだぁぁあ!!!」
同月上旬、X(Twitter)でこう嘆いたのは、深海マザー(@deepseaMOTHER)さん。
通常冬には見ることのない、思わぬ光景を目にしたそうで…。こちらをご覧ください!
なんと自宅で飼育していた、キアゲハがサナギから羽化していたのです…!
アゲハチョウの一種であるキアゲハは、通常サナギの姿で寒い冬を越し、春の訪れとともにサナギを破って羽化するといわれています。
しかし、同月全国的に春の陽気となったことで、『越冬モード』だったキアゲハは春が訪れたと勘違いしたのでしょう。
12月には見るはずのない羽化を目の当たりにし、「まだ出てきちゃダメだー」と思わず嘆いた、深海マザーさん。
ひとまず、ほかのキアゲハを低温暗黒の冷蔵庫へ退避させたそうですが、保湿の面や照明の問題などが心配なため、対応を急ぐとのこと。
また、投稿を見た人からのアドバイスを受け、羽化したキアゲハには、手作りのシロップを与えて世話をしているといいます。
季節外れの貴重な姿に、多くの反響が上がりました。
・まだはやーい!師走とは思えない暖かさで、勘違いしちゃったんですね!
・この時期に見られるのも、レアですね。それにしても美しい!
・「う~ん心地よいこの暖かさ。間違いない。春だ」と思ったのかな…。
・野生でもこれが結構起きているようで、季節外れの虫たちをちょこちょこ見かける。
激しい気温の変化に振り回されるのは、人間だけでなく自然界でも同じ様子。
街中を歩いていると、冬には見ることのない珍しい生き物に遭遇するかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]