北海道 16日土曜日は低気圧通過 17日日曜日は再び強い寒気流入 荒れた天気に

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低気圧通過と冬型の気圧配置で、昨日(12日)は太平洋側を中心に雪が降り、今日(13日)は日本海側で局地的に大雪や猛吹雪となった道内。16日(土)には再び低気圧が接近し、17日(日)は低気圧の通過後、冬型の気圧配置となって上空には非常に強い寒気が流れ込む見込みです。土日は大雪や猛吹雪などに注意・警戒が必要となりそうです。移動を考えている方は特に最新の気象情報を確認するようにして下さい。
太平洋側でもしっかりとした降雪 日本海側では猛吹雪も
昨日は北海道の南東海上を前線を伴った低気圧が発達しながら通過し、昨日一日で降った雪の量は、日高地方の浦河町中杵臼で最も多く17cmと、太平洋側が中心の雪となりました。十勝地方の広尾で13cm、釧路地方の釧路で7cmなど、太平洋側東部では今シーズン初めてのしっかりと降った雪となりました。今日は低気圧はカムチャツカ方面へ進みましたが、北海道付近では冬型の気圧配置が強まり、上空には強い寒気が流れ込みました。雪の中心は日本海側に移り、空知地方の多い所では正午までの12時間で20cm前後の雪が降りました。風も沿岸を中心に強まって、石狩地方の石狩市浜益では昼頃に最大風速16.3メートルの強い西風が吹き、石狩市には暴風雪警報が発表されました。
土日も低気圧通過後に冬型の気圧配置が強まる

明日(14日)も冬型の気圧配置ですが、午後にかけて次第に緩む見込みです。15日(金)は弱い気圧の谷の中となりますが、天気の崩れは小さいでしょう。16日(土)になると、本州方面から低気圧が近づく見込みです。太平洋側を中心に湿った空気が流れ込み、雪が降るでしょう。低気圧の進路によっては雪の降り方が強まる恐れがあります。17日(日)は低気圧が発達しながら北海道の南を通過して、カムチャツカ方面へ進むでしょう。北海道付近は強い冬型の気圧配置となり、上空には非常に強い寒気が流れ込む見込みです。太平洋側で雪を降らせた後、日本海側やオホーツク海側に雪の中心が移って雪の降り方が強まる可能性があります。風も強まり、局地的には暴風雪となる恐れもあります。18日(月)にかけて札幌など道央でも雪の降り方が強まったり、交通障害の発生することもあるため、最新の気象情報に十分注意して下さい。