不器用で料理が得意とはいえない筆者。大根の皮を包丁でむく時は、いつも分厚くむきすぎてしまいます。
最近はピーラーを使うようにしているのですが、それでも手を切ってしまいそうになることも…。
そんな時、母親から『爪楊枝を使って大根の皮をむく方法』を伝授してもらったので紹介します!
手順は簡単!まずは輪切りにした大根の皮部分に、爪楊枝を差し込みます。
よく見ると皮と身の間に境目があるので、その境目辺りに爪楊枝を斜めに差し込むことがポイント。
爪楊枝を大根に刺したまま、皮に切り込みを入れていきます。
コツは皮を大根の身からはがすイメージで、爪楊枝を横に移動させていくこと。力はそこまでいりません。
爪楊枝を動かすとシャリシャリという感触があり、皮が身からはがれていくのを感じます。
続いて、切り込みを入れた皮を指で押し上げ、身から引きはがすように皮をむいていきましょう。
皮をめくりあげるように、少しずつ親指で押していくのがポイントですよ。
両手の親指を皮と身の間に入れ、ぐいぐいと押していきます。すると、気持ちいいぐらいべりべりと皮がむけていきますよ!
不器用な筆者としては、包丁よりも皮を薄くむくことができたので、かなりおすすめの裏技です。
このまま親指で皮を押し上げていったところ、3分もしないうちに皮がぺろんとむけてしまいました。
想像以上に大根の皮がきれいにむけて大満足!これなら、包丁やピーラーの刃で手をケガすることもなさそうです。
そこへ母親が登場し、「爪楊枝をもう少し斜めに入れたほうがよくはがれるわ!」と指南してくれました。
母親のアドバイスを参考に、さらに何個か大根の皮をむいてみて気付いたことが。
どうやら水分を多く含んだ鮮度が高い大根のほうが、皮がはがれやすいようです。
自宅の畑で育てた採れたての大根は、片方の親指だけでもすいすいむけました。
爪楊枝1本あれば、大根の皮むきも怖いものなし!
キャンプやちょっとした時に爪楊枝で大根の皮をむくと、料理時間がもっと楽しくなるかもしれませんよ。
[文/キジカク・構成/grape編集部]