「貯蓄」の割合が減少、働く女性の冬ボーナス使い道 – 平均額は?

auじぶん銀行は12月11日、「お金の意識とボーナス・投資」に関する調査結果を発表した。調査は10月30~31日、全国の働く女性500名を対象にインターネットで行われた。

冬のボーナスの予定について聞いたところ、「例年ボーナスがない」人を除き、今年の冬のボーナスが「変わらない・変わらない予定」(53.4%)が約半数を占め、実際にもらった(もらう予定がある)金額については、平均で37万7,192円だった。

また、ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、主な使いみち(最も金額をかけること)を教えてもらったところ、「貯蓄」(56.4%)、「消費」(25.1%)、「投資」(13.9%)が上位に。昨年と比較すると、貯蓄の割合が約10%減り、消費や投資に最も金額をかける人が増えたよう。ボーナスを「消費」する際の具体的な使いみちは、「旅行」(35.2%)が最も多く、次いで「趣味」(30.3%)、「外食」(26.5%)となった。

次に、「円安や物価の高騰を受け、家計に何らかの影響を受けていると感じていますか?」と尋ねたところ、85.2%が「感じている」(51.6%)あるいは「どちらかというと感じている」(33.6%)と回答。昨年調査と比べて8.2%増加。特に、以前よりもお金がかかっているのは「食品・飲料」(77.0%)で、次いで「日用品」(50.2%)、「電気・ガス・水道」(49.3%)と続いた。

また、円安や物価の高騰で、家計に少しでも影響があると感じている人に、対策を聞いたところ、「節約」(60.8%)、「貯蓄」(44.8%)に多くの票が集まったほか、4人に1人以上が「投資」(26.7%)をしていることが判明。今後始めたいと思っていることについても「投資」(20.9%)が1位となり、関心の高さがうかがえる結果に。

さらに、「投資」について具体的に何をしているか質問したところ、1位「つみたてNISA」(53.2%)、2位「投資信託」(44.4%)、3位「株式」(42.7%)となった。

最後に、投資が上手なイメージのある女優について聞いたところ、1位「天海祐希さん」(14.2%)、2位「芦田愛菜さん」(13.2%)、3位「田中みな実さん」(10.4%)、4位「石田ゆり子さん」(8.4%)、5位「吉田羊さん」(6.8%)となり、ベテラン女優が上位に並ぶ中で、芦田愛菜さんが堂々の2位を獲得した。