今年の漢字は「税」に決定 インボイス制度やネットミーム“増税メガネ”が要因か

年末の風物詩として多くの注目を集めていいる「今年の漢字」。12月12日に日本漢字能力検定協会から京都の清水寺にて発表された。

12日14時、「日本漢字能力検定協会」が、その年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれる「今年の漢字」が京都・清水寺にて発表。
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多数の応募の中から今年の世相を表す漢字として選ばれたのは「税」であった。なお、2位は「暑」、3位は昨年も選ばれた「戦」、4位は「虎」、5位は「勝」といった漢字が並んでいたようだ。

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2023年はインボイス制度など税に関わる制度に変更が加えられたことや、一部でネットミームとなった岸田文雄首相の呼び方である「増税メガネ」といったワードを受けて「税」という漢字が選ばれたと考えられる。
ちなみに、2014年にも「税」が選ばれており、当時は消費税が8%に引き上げられるといった大きな変化があった年だった。

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これらを受け、ネット上では「今年の漢字」といった関連ワードがトレンド入り。「まさかのインボイスですかね」「税が選ばれたのはちょっと意外」といった驚きの声が寄せられていた。
また「野球を中心にスポーツが盛り上がったし、個人的にはそっち方面から前向きな言葉が選ばれてほしかった」「今年は野球関連かと思ってたんだけどな」といった声も上がっている。