金沢工業大学は２０日、持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）教材「Ｂｅｙｏｎｄ ＳＤＧｓ人生ゲーム」８４セットを県に贈呈した。同日に県庁であった贈呈式で同大の平本督太郎ＳＤＧｓ推進センター長は「ＳＤＧｓの達成を加速させていくため重要になるのが教育だ。楽しく理解していくためにこの教材を活用してほしい」と述べた。
ゲームは県内のＳＤＧｓ研究指定校など公立学校に配布される予定。玉城デニー知事は「生徒たちの関心もぐっと上がると思う。実際の取り組みへとつながってほしい」と期待した。ゲームは昨年、同大や玩具大手タカラトミーなどが共同して開発したもので、２０３０年を目標年としたＳＤＧｓの達成など、理想の未来の実現に向けプレーヤー同士で協力する内容。全国の小中高校などに公募し、無償で提供している。
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