大粒でモチモチ!ブランド銀杏『弥彦ギンちゃん』の出荷ピークに 年末年始の料理で活躍♪【新潟】

年末年始を前に、新潟県弥彦村ではおせち料理などで活躍する特産の銀杏が出荷の最盛期を迎えています。今年の特長を取材しました。

弥彦村で今、出荷の最盛期を迎えているのはブランド銀杏の「弥彦ギンちゃん」です!

弥彦ギンちゃんは15年前に弥彦村でブランド化された銀杏で、「喜平」という品種の中から3g以上の大きな粒が弥彦ギンちゃんとして出荷されます。

弥彦村ではブドウの栽培が継続できなくなった畑などを活用し、銀杏の栽培をスタート!10月に収穫し、塩水につける比重検査が行われたあと、選別機にかけられます。

銀杏は収穫量が多い“表年”と収穫量が少ない“裏年”が交互にあり、去年は3トンに迫る豊作だったため、今年は収穫量が少ない裏年。

猛暑と水不足も影響して去年よりも少ない1.4トンの出荷を見込んでいます。

水不足に耐え、今年もモチモチした食感と甘みのある仕上がりになりました。

【記者リポート】
「モチモチとした噛み応えで、噛めば噛むほど銀杏特有の香りが感じられます。お酒のおつまみにも合いそうです」

【JA新潟かがやき弥彦村ぎんなん部会 渡邊一嘉 部会長】
「今年の高温はだいぶ心配したが、なんとか銀杏が持ちこたえてくれて大粒の銀杏が採れた。大粒の弥彦ギンちゃんは、そのおいしさが料理を通じて出てくるかと思うので、ぜひお試しください」

弥彦ギンちゃんの出荷は12月いっぱい行われます。