スノーダンプ・融雪剤…進化した“除雪用品”!初めて新潟で冬を迎える人も… 17日は平地も降雪予想

冬型の気圧配置が強まり、新潟県では12月17日、平地でも雪が降る見込みです。新潟市のホームセンターには15日、除雪用品を買い求めるお客が訪れていました。中には、初めて新潟の冬を迎える大阪出身の男性の姿もありました。

【松村道子キャスター】
「新潟市東区のホームセンター。雪に関する商品がズラリと30種類並んでいます」

【パワー河渡店 田邊健志 店次長】
「やはり近年のゲリラ豪雪、一気に雪が降るので、そのときにお客をお待たせしないように大量の在庫と品揃えをもって、お客様の生活に役立てるよう準備している」

この店でこの冬おすすめしているのが、丈夫なポリカーボネート素材の“雪かきラッセル”。ここには、収納面でのうれしい工夫が。

【パワー河渡店 田邊健志 店次長】
「ワンタッチで取り外しができて、春は分割して収納できる。コンパクトになるのが特徴」

雪をより効率的に取り除くというスノーダンプも。

【松村道子キャスター】
「従来のスノーダンプは地面に対してほとんど角度がありませんでしたが、おすすめの商品は地面に対して角度がついているので、より深く雪を掘り起こすことができるということです」

さらに今年1月、厳しい冷え込みから凍結被害が相次いだことを受け、数多く取り揃えているのが“融雪剤”。中でも家庭で使いやすい5kgのタイプがおすすめだということです。

【パワー河渡店 田邊健志 店次長】
「玄関をすぐ出たときに転倒する人が非常に多いと聞く。手軽に玄関に少し置くだけ。まいてすぐ溶けるのが小袋の便利さ」

この日は、除雪用品を求めるお客が次々と訪れていました。

【客】
「雪の予報があった。古いものが痛んできたので、新しいものを用意しておこうかなと」

【客】
Q.お目当ての商品は
「スノーダンプ。スコップだと大変なので、スノーダンプで除雪しようと思って」

すると、近くのお客に声をかけて買い物をする男性の姿が…。

【客】
Q.これまでどちらに住んでいた
「大阪。かなり道路が凍るとか聞いているので怖いと思っている」

大阪から引っ越してきた田中さん。新潟での初めての冬を迎えます。

【田中さん】
「大阪ではシャベルというが、こちらではスコップと言われるみたい。この系統のものを買いに来た」

除雪商品がほしいという目的は定まっているものの、豊富な品揃えから何を選んで良いのか迷っている様子…。

最終的には店員から使い方を教わり、スノーダンプとラッセルの2種類を購入していました。

【田中さん】
Q.2つ購入して心強い?
「まだ不安だけど使ってみる」

17日正午からの24時間に降る雪の量は平地で20cm~40cm、山沿いで50cm~70cmと予想されています。