服に付いたカレーのシミ、どうすれば落ちる? 誰でもできる方法に「それだけで」「有益な情報」

服に付いてしまうシミのなかでも、特に頑固なカレーのシミ。拭いても洗ってもどうせ落ちないと諦めてしまう前に試してみて欲しい裏技を、Instagramの投稿から紹介します。
カレーのシミの落とし方についてInstagramで紹介しているのは、ライオン株式会社が運営している生活情報Webメディアである「Lidea」の公式Instagramアカウント(lidea_lion)です。
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洋服に食べこぼしてしまいシミになることは多々ありますが、なかでもカレーは「頑固なシミ」の代表というイメージがありますよね。
拭いても洗ってもきれいには落ちず、諦めてしまっている人も多いでしょう。ですがLideaによると、カレーのシミは洗濯後に「外干し」することで薄くできるのだそう。
投稿では、カレーのシミが付いた布を洗濯した後に、部屋干ししたものと外干ししたものとで比較されています。それを見ると、シミの濃さが全く違うことがよくわかります。
なぜカレーのシミが外干しで薄くなるのかというと、その理由はカレーに黄色い色を付けている色素の性質にあります。
カレーの黄色いシミの原因は、カレーに使われるスパイスの1種ウコン(ターメリック)に含まれているクルクミンという色素です。
この色素は太陽の光に含まれている紫外線によって分解されるため、外干しするとシミの色が薄くなるのです。
普段は部屋干しや洗濯乾燥機が基本という人も、カレーのシミが付いてしまったお洋服は外に干してみましょう。
ちなみに、トマトの赤い色素であるリコピンも紫外線によって分解されます。ミートソースなど、トマト由来の赤いシミが付いてしまった時も外干しを試してみましょう。
カレーのシミを薄くするためには、できるだけ早めに洗濯するのが肝心です。汚れてしまったら急いで洗うようにしましょう。
まずはシミの部分に液体酸素系漂白剤を塗ります。その後は普段通りに洗濯し、外に干して太陽光に当てればOKです。普通に洗濯して部屋干しするよりも、ずっとシミが薄くなるでしょう。
白い服にカレーが付いてしまっても、この手順で洗濯すれば驚くほどきれいになるはず。ぜひ試してみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ライオン Lidea – リティア(@lidea_lion)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]