三井不動産、マレーシアの大規模複合開発にて、住宅分譲事業2棟に参画決定

三井不動産は12月13日、Mitsui Fudosan (Asia) Malaysia SDN. BHD.(マレーシア三井不動産)を通じて、マレーシア・クアラルンプール、バンサー地区における大規模複合開発「セティア フェデラルヒル(Setia Federal Hill)」(以下、「SFH」)における第一期の分譲住宅2棟への参画を決定したことを発表した。

同物件は、分譲住宅その他オフィスビルや商業施設などの各種施設を一体整備する大規模複合開発事業であるSFHのうち、第一期の分譲住宅2棟。共同事業者はマレーシアの大手デベロッパーSP Setia社。

敷地面積は約10,800㎡、延床面積は計約130,500㎡。タワー1は地上63階建・総戸数687戸、タワー2は地上62階建・総戸数673戸で、計1,360戸の規模となる。

将来的にはSFH内に商業施設も開業する予定となっており、生活利便性が高く、ファミリーや単身、DINKs世帯など幅広い国内実需層が見込める開発になるという。SFHは、敷地面積に対して一定割合以上の緑を確保、またエネルギー効率の高いエレベーターや電気自動車(EV)の充電器の設置などにより、マレーシア国内で採用される環境性能認証GreenRe Gold(※)を取得予定。

同物件が加わり、同社のマレーシアでの住宅分譲事業は計5事業、その他商業施設事業や賃貸住宅事業、物流事業を加えると計9事業となる。

同物件は2024年6月に着工し、2029年に竣工予定。