「重い雪で大変…」驚きの“夏日”観測から一転…山沿い中心に積雪 高速道路では事故が相次ぐ

12月18日、寒気が流れ込み冬型の気圧配置となった影響で新潟県内は平地でも雪が降りました。15日に糸魚川市で夏日を記録した天気から一変、本格的な冬を迎えています。

【記者リポート】
「午前8時前の新潟駅前。現在、小さく細かい雪が降っていて、風は冷たいです。通勤・通学時間帯ですが、こちらのバス停は通常時に比べて少し混雑しているということです」

今シーズン一番の寒気が流れ込んだ県内。18日朝の新潟駅前では、手袋やマフラーなど防寒具を着込んだ人の姿が多く見られました。

【街の人】
「めっちゃ寒い!いつもより分厚い上着を着ている」

【街の人】
「すごく寒くて、外で待ってるのがつらい。急に寒くなって体調を崩さないようにしたい」

15日には糸魚川市で最高気温が12月としては観測史上初めて夏日となりましたが、その後、冬型の気圧配置となったことで天気は一変!

【漁師】
「朝の4時ごろには、すごい風だった。突風が吹いていて」

17日、佐渡市の漁港では岸辺にワイヤーでつないでいた船が高波で押し流されたほか…

【十日町市に住む人】
「17日・18日、結構積もるらしいということで、(除雪の)準備はOKだけど、あとはもう本番を待つばかりという感じ」

十日町市では17日午前11時から雪が積もりはじめ、豪雪地帯の住民も冬本番に備えていました。そして…

【長岡市山古志地区に住む人】
「重い雪で大変。スコップも刺さらないような感じ」

長岡市山古志地区では午前9時時点で19cmの積雪を観測するなど、山沿いを中心に各地で積雪がありました。

この雪で交通にも影響が…

【記者リポート】
「北陸道・上り線では事故の影響で車線規制がされていて、上り線を走る車は少し渋滞ができています」

18日午前5時半ごろ、北陸自動車道・上りの巻潟東インターチェンジから三条燕インターチェンジ間でトラックなど車4台が絡む事故が発生。

さらに関越自動車道・下りでも車の事故により一時通行止めとなりました。

20日からは再び強い寒気が南下し、冬型の気圧配置が強まる見込みで、警報級の大雪となる恐れもあるとして新潟地方気象台が注意・警戒を呼びかけています。