お湯を注ぐだけでいつでもおいしいお味噌汁が食べられるインスタント味噌汁。さまざまなメーカーから数多くの商品が登場しています。中でも根強い人気を誇っているのが、永谷園のあさげ・ひるげ・ゆうげのシリーズです。
どれも同じように見えるインスタント味噌汁ですが、具体的に何がどう違うのでしょうか。永谷園公式サイトに掲載されたQ&Aより、それぞれの特徴について解説します。
永谷園によると、あさげ・ひるげ・ゆうげの違いは、使われている味噌にあるのだそう。
「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」は使用している味噌が異なります。「あさげ」は2種類以上の味噌を使った「合わせ味噌」、ひるげは「赤味噌」、「ゆうげ」は白味噌を使っています。あさげの「げ」は餉と書きます。「食べ物、食事」を意味する言葉です。「あさげ」は朝食、「ひるげ」は昼食、「ゆうげ」は夕食という意味になります。
永谷園公式 ーより引用
味噌汁といえば、日本の家庭料理の代表格です。使われる具材はもちろん、味噌の種類も各家庭で異なるでしょう。永谷園では3つのバリエーションを用意することで、より幅広いご家庭で親しまれるよう工夫しています。
あさげ・ひるげ・ゆうげに使われているのは、家庭で使われるのと同じ生味噌です。お湯を注げばいつでも出来立ての風味を味わえるでしょう。手作りのお味噌汁でも、何度も温め直したり作ってから時間が経過したりすると、徐々にその風味は飛んでいってしまいます。
例え家族の食事のタイミングがずれたとしても、全員ができ立てのおいしさを楽しめる点が、「あさげ」シリーズを使うメリットです。
あさげ・ひるげ・ゆうげに共通するのが、お尻の「げ」という1文字です。
永谷園によると、あさげの「げ」を漢字にすると「餉」となり、「食べ物、食事を意味する言葉」とのこと。つまりあさげは朝食、ひるげは昼食、ゆうげは夕食を意味しています。
もちろんどのタイミングでどの種類を選択するのかは、自分次第。メニューに合わせて、好みの味を選んでみてください。
永谷園の「あさげ」シリーズには、定番の生味噌タイプのほか、より手軽に楽しめるフリーズドライタイプやカップ入りタイプもあります。「あさげ」のカップ入りタイプは、好みの具材を選択可能です。
とん汁やなめこなど、その日の気分に合わせて手軽にお味噌汁が楽しめるでしょう。
「汁物が欲しいけれど用意している余裕がない…」という場面で役に立つのが、永谷園のあさげ・ひるげ・ゆうげです。3つの違いは、使われている味噌にあります。違いに注目してみると、自分の好みがどれなのか選びやすくなるでしょう。
好みの味で、和食の定番であるお味噌汁をより身近に感じてみてください。
[文・構成/grape編集部]