除雪作業中に側溝に転落か…70代男性が死亡 除雪作業中の死亡事故は新潟県で今季初

12月18日、新潟県南魚沼市で除雪作業中の70代男性が側溝内に転落し、死亡しているのが見つかりました。今季、除雪作業中による死亡事故は県内初めてで、県が注意を呼びかけています。

県によりますと、12月18日に南魚沼市で70代男性が側溝から自宅に消雪用の水を引く作業をしていましたが、帰宅しないため家族が確認したところ、男性が側溝内に転落しているのを見つけました。男性はその後、死亡が確認されたということです。

警察によりますと、男性の死因については捜査中で、除雪作業中に病気を発症したのか、側溝に転落したことで死亡したのか調べているということです。

除雪作業中による死亡事故は今季、県内初めてで、県は除雪作業中の事故への注意を呼びかけています。

【除雪作業を行う際の注意点】
・2人以上で作業。やむを得ず1人の場合は、家族や隣近所に声かけを
・作業前には流雪溝や水路等の危険箇所の確認を
・はしごはしっかり固定し、昇降時は特に注意
・高所作業中は足を滑らせないよう注意。命綱・ヘルメット等の安全対策を
・軒下での作業は、屋根からの落雪に注意
・除雪機に詰まった雪の除去は必ずエンジンを止めてから
・無理をせず、こまめに休憩を