89歳の祖母が貼った『約束事』 病院の工夫に「こんなことまでしてくれるんだ」

ケガや病気の際、お世話になる病院。
診察や治療だけでなく、身体の機能を回復してもとの生活を取り戻す、リハビリテーション(以下、リハビリ)も行っています。
専門職のチームがサポートしてくれるのですが、人によってはリハビリが苦痛で心が折れてしまう瞬間もあることでしょう。
ある日、久々に帰省した朔(@sakko_69)さん。
家のいたるところに貼り紙があり、「なんだろう?」と思ったといいます。
文面を読むと、89歳の祖母が病院でもらってきた紙のようで…。
朔さんの祖母は、毎年「またコンサートに行くまで死ねない!」というほど、演歌歌手である三山ひろしさんの大ファン。
コンサート前に骨折して入院した祖母のために、病院側が『三山ひろしに会うため』という目標を掲げてくれていたのです!
きっと、骨折の治療やリハビリ中の会話から、生きがいを聞いていたのでしょう。
本人のやる気を引き出す工夫に「こんなことまでしてくれるんだ」と感動した朔さんは、次のようにコメントをしています。
私は全く他界隈の『オタク』ですが、この血は祖母から受け継いでいると確信しているので、今後も負けじと張り合いたいと思います。
親切な対応に、多くの人が感銘を受けたようで、投稿にはこのような声が上がっています。
・一人ひとりにちゃんと向き合っていますね。ナイス!
・この工夫をした人には、日本で一番名誉な勲章をあげたい。
・おばあちゃんに元気をくれる三山さんも最高。
・ファンは「あの人に会える!」って思うと頑張れるからね。
好きなことに向かう力は強いもの。
リハビリに励み、祖母はこれからも人生を謳歌することでしょう!
[文・構成/grape編集部]