同僚だまして273万円引き出した25歳消防士を懲戒免職 逮捕後は「だますつもりはなかった」 裁判で起訴内容認める

同僚の男性にうそをつき、現金273万円を盗んだ疑いで逮捕された愛知県豊川市の25歳の消防士の男が懲戒免職されました。懲戒免職処分を受けたのは、豊川市消防署・東分署の消防士・米倉僚哉被告25歳です。
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豊川市などによりますと米倉被告は2023年2月、同僚の24歳の男性に「借金があり、積立金が250万円あるが払い出しの手続きに3か月かかる。お金が必要なので貸してほしい」などとうそを言って、ローンカードをだまし取り、ATMで現金273万円を不正に引き出した詐欺と窃盗の疑いで逮捕され、裁判が続いています。
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当時、警察の調べに対し、「だますつもりはなかった」と容疑を否認していましたが、先月28日の初公判で起訴内容を認めました。豊川市は「責任感を持って職務を遂行するよう厳格に指導し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。