「これはちょっとずるいよね」“三河産”うなぎの人気店で中国産や台湾産を使用 「ふるさと納税の返礼品で足りなくなった」警察が家宅捜索

「ふるさと納税」にも採用されていた人気うなぎ店で、産地偽装の疑いです。
「これはちょっとずるいよね」“三河産”うなぎの人気店で中国産…の画像はこちら >>
国内の生産量の2割を占め、全国屈指の「うなぎ」の産地として知られる愛知県西尾市。この店で明らかになった問題が…。(炭火職人うなみ 山口秀男店長)「誤認する表示がひどすぎると。『これはちょっとずるいよね』と(愛知県警から)指摘を受けている」
資料
「炭火職人うなみ」では看板などで、うなぎを「三河産」と表示して提供していましたが、2~3年前から一部の料理に「中国産」や「台湾産」のうなぎを使用するように。12月20日、店は不正競争防止法違反の疑いで愛知県警の家宅捜索を受けていて、その後「他の産地のものが含まれることがある」などと店内の表示を改めたということです。
CBC
(炭火職人うなみ 山口秀男店長)「ふるさと納税もしていて、そちらを優先して三河産を使用していた。どうしても、こちらが犠牲となって(店舗の商品の一部で)他の産地を使った」
ふるさと納税Webサイトより
この店の「うなぎの蒲焼き」は西尾市の「ふるさと納税」の返礼品になっていて、人気を集めすぎたことで三河産うなぎが足りなくなったといいます。西尾市は事態を受けて、この店の商品の取り扱いを停止しています。