FIBAバスケットボールワールドカップ2023(W杯)の舞台となり、プロバスケットボール琉球ゴールデンキングスの本拠地となっている沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)が29日、来場者数100万人を突破した。2021年4月の開業以降、2年と262日で達成した。 同日、アリーナで開かれたイベント「エンジョイ沖縄アリーナキッズパーク」で大台を記録した。18年8月に建設が始まったアリーナは、6階建てで全体面積は約2万7千平方メートル。収容人数とイベントフロアの面積は、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターの約2倍。最大収容人数は1万人(バスケットボールなどスポーツ利用は8千人)。 県内で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、開業を迎えたアリーナ。開業初年度の来場者は約17万人に留まったが、キングスのホーム戦や音楽イベント、自主事業などで22年度が約42万人、23年度は約57万人を見込むなど、好調に推移している。 今年8月にはバスケW杯の会場となり、男子日本代表が48年ぶりに自力での五輪出場を決めたことで、バスケファンから「バスケの聖地」とも呼ばれている。 記者会見で沖縄アリーナの片野竜三取締役は「全ての人々に感謝したい。魅力あるイベントを誘致し、地域活動に力を入れながら沖縄市をさらに盛り上げたい」と語った。W杯会場の「バスケの聖地」 沖縄アリーナ来場者100万人突破…の画像はこちら >>
来場者数が100万人を突破した沖縄アリーナ=29日、沖縄県沖縄市