【2023年版】保護者に聞いた満足度の高い「やらせてよかった子どもの習い事」ランキング

国内最大級の子どもの習い事メディア「習い事スクスク」は、0歳から12歳の子どもを持つ延べ551人の保護者を対象に、満足度の高い習い事についてアンケートを実施した。同調査は2022年12月25日~12月31日の期間にインターネットにて行われたもの。

2021年に習い事スクスクが実施した満足度アンケートでは、もっとも満足度の高い習い事が「習字・書道」、その次が「スイミング」「ピアノ」の順だった。ランキングの上位を占めたのは、いわば「習い事の定番」ともいえるラインナップだったが、今回は少し変化があった。

今回の1位は、「かっこよく見られたい」「憧れのダンスグループのように踊れるようになりたい」などの理由で人気急上昇中の「ダンス」。

保護者の満足度も高く「上達しているのがわかるから」や「子どもがレッスンを楽しみにしているから」といったコメントとともに79.3%が「満足」と答えている。「本人が楽しんでいるから」との理由で満足している保護者が多く、好きなことなら長く続けられて上達も期待できるので、親子両方にとって魅力的な習い事だといえる。

2位はデジタル化が進むなか、いまも根強い人気を誇る「珠算・そろばん」。回答者の76.0%が「満足」と答えている。

「毎日休まず通い、級も上がっているから」や「成果が出てきているから」など、地道に続けることで着実に力がつくと感じている保護者が多いようだ。また「週3回もあって価格も良心的。学校帰りに寄れて便利」といったコメントもあがり、習い事のなかでは初期費用や月謝が比較的安く済むことも満足度が高い要因であるとわかった。

3位は、習い事を検討するときに候補としてあがりやすい「スイミング」。回答者の75.6%が「満足」と答えている。理由としては「泳げることが楽しく、自信がついたから」や「大会にも出られてスキルアップできるから」といった意見が寄せられた。

スイミングは、ほかの子とタイムを競ったり進級テストがあったりするため本人のやる気も重要だ。スキルアップが目に見えてわかるスポーツであり、子どもに自信がつきやすいこともママたちの満足度につながっているようだ。

4位は早期教育の流れが加速している「英語・英会話」で回答者の75.0%、5位が前回の満足度調査で1位だった「書道・習字」で73.7%、6位は中学受験を見据える場合に本格的に通いはじめる「学習塾」で70.4%が「満足」と回答した。

以降、7位には習い事の王道「ピアノ」、8位にはじめての習い事として選ばれやすい「幼児教室」、9位は子どもの身体を健やかに育んでくれる「運動・体操」、10位がチームスポーツの習い事として人気の高い「サッカー・フットサル」と続いている。