2024年のおせちを「すべて作る」人の割合は?

『トクバイ』を運営するロコガイドは、「おせち料理」に関する調査結果を12月19日に発表した。同調査は、2023年12月8日~12日の期間、「トクバイ」ユーザー2,213人を対象に、インターネットを用いて行われた。

おせちを食べる習慣の有無についてたずねたところ、半数以上が「毎年おせちを食べる習慣がある」と回答した。理由として、「毎年恒例だから」(70.7%)、「お正月気分が味わえるから」(59.5%)、「縁起物として一年のはじまりに食べておきたいから」(49.8%)となり、お正月の定番・毎年の恒例としておせちが楽しまれているという。

続いて、来年(2024年)おせちを食べる予定の人に調達方法をたずねたところ、「すべて作る」は6.3%、「すべて買う」は32.1%となった。

一方、「買う・作る」両方を活用する「ハイブリッド調達型」は6割以上にのぼった。具体的な理由としては「毎年恒例だから」(61.1%)、「自分ですべて作るのは手間がかかるから」(38.9%)、「作りたい料理と買いたい料理があるから」(38.3%)との声が集まった。この結果から家族の好みや生活スタイルに合わせて調達方法が多様化していることがうかがえるという。

「ハイブリッド調達型(買う・作る両方)」の人に購入方法について聞いたところ、半数以上が「おせち料理を1品ごとに買う」と回答し、購入場所については「スーパーマーケット」が約8割だった。作るものは、「筑前煮(煮しめ)」(70.7%)が最も多く、「なます」(43.1%)、「黒豆」(30.0%)が続いた。おせち料理ごとに手間や利便性を考慮し、調達方法を選択していることがうかがえる。