義弟を性的暴行した女が逮捕 妊娠出産するも「被害者は私」と訴え…

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アメリカで、義弟に性的暴行を加えた女が逮捕された。『Fox 35 Orlando』『Local 10 News』などが報じている。

2022年6月、フロリダ州警察モンローカウンティ署は、「レイプされた」などと女性から通報を受けた。
通報したのは、同州在住の既婚者と名乗る女(34)で、「夫および夫の弟(以下義弟)からレイプされた」「夫の家族からも虐待されている」などと訴えた。
女の訴えを受けて、警察は捜査を開始し、夫家族の元に出向いて事情聴取を行った。

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捜査員が夫の家族らに話を聞くと、「加害者は女の方で、被害者は義弟」などと、女の話とは真逆の主張であった。
夫の母親の話では、10年間にもわたって、女のほうが義弟に性的暴行を加えていたと訴えた。また義弟は障害を持っており、簡単な会話は可能だが、性的同意を交わすことは困難と主張した。
捜査員らが義弟にも話を聞いたところ、2010年ころから女が義弟のベッドに入って来て、性行為をしたと証言。義弟によると、性行為をしようとする女に、「こういうことはすべきではない」と伝えたという。

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しかし女は、「静かにして」「誰にも言わないで」「(性行為は)私を気持ちよくさせることだから問題ない」などと、義弟に言い聞かせた。
2022年時には、3回ほどそうした行為をしたそうだ。なお、夫との性行為は拒否していたと、夫が証言している。
夫家族の事情聴取が終わり、捜査員が再び女に会ったところお腹がふっくらしており、女の妊娠に気付いたそうだ。詳細を聞こうとするも、女はあいまいな返事を繰り返し、しばらくして連絡が取れなくなった。その後、女が弁護士を雇ったことがわかったという。

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事件発覚から半年後の2023年1月9日、女が出産した。捜査員らは、生まれた赤ちゃんの父親を特定すべくDNA鑑定を実施。最近になって、赤ちゃんの父親は義弟と判明した。
この結果を受けて、警察は女を加害者と断定し、性的暴行、偽証罪など複数の容疑で逮捕した。
捜査員によると、逮捕の決め手になったのは、社会的弱者である義弟が女に性的暴行をしたとは考えにくい点、また女の主張を裏付ける証拠が何一つなかった点を挙げている。なお、女の認否は伝えられていない。