防災グッズは“対策グッズ” よりも ”発災後に役立つ商品” に注目集まる 能登半島地震で売れ行きに変化

能登半島地震では、日ごろの備えの大切さを改めて考えさせられました。この地震を受けて、防災グッズへの関心が高まっています。
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ハンズ名古屋店では、1月1日以降、防災グッズの売り上げが非常に高まっていて、この6日からの3連休だけで12月の1か月分の売り上げを超えてました。
これまでは、耐震マットのような地震の“対策グッズ”が売れていたということですが、最近は“地震が起きてから役に立つ商品”というものに注目が集まっています。では、どういった商品が特に売れているのか。
例えば手のひらサイズの「携帯トイレ」。
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使い方は、中の袋を便座に被せて、凝固剤を入れてから使用します。これは大1回小3回まで使うことができるというものです。
これまでは、1日に数個程度売れていましたが、震災後は1日60~70個ほど企業からのまとめ買いもあったということです。
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被災地のトイレ問題は非常に深刻で、電気や水道が通っていないところでは、トイレで水を流すことができず、便座の上に排泄物が積み上げられているような状態だったといいます。
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その他に売れている商品は、閉じ込められた場合や救助が必要な時に役立つ「ホイッスル」。紐がついているものと紐がついていないものが売られていましたが、今は品切れ状態ということです。
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小さなホイッスルは、ポケットの中やカバンの中に入れることができるので、自分に合ったものを探して購入しておくと良さそうです。
その他には、単2、単3、単4どれでも使うことができる「電池が選べるライト」。
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いざという時に「電池が切れて使えない」ということを防ぐため、どの電池でも使えるライトは非常に利便性が高くなっています。
また「マグネ充電器」という商品も注目を集めています。
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これは、マグネシウム棒・塩・水を中に入れると、電気が発生する仕組み。その電気でスマートフォンを充電したり、ランタンとして使ったりすることもできます。ランタンとして使う場合は、塩と雨水や海水でも使うことができるということです。
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地震が起きる前にできる備えをしておきましょう。