東京イセアクリニックは2月17日、「小中高校生のマスク需要に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月1日~15日、8歳~18歳の未成年の女性300名(小学生30名・中学生135名・高校生135名)を対象インターネットで行われた。
人前でマスクを外すことに抵抗があるか聞いたところ、小・中・高校生の9割が「抵抗がある」(89.3%)と回答。年代が上がるほど「脱マスク」に抵抗を感じる傾向にあり、中でも「高校生」は92.6%と、小学生(80.0%)や中学生(88.1%)を上回った。
抵抗がある理由については、「恥ずかしい」(56.7%)、「自分の顔に自信がない」(56.0%)、「友達にどう思われるか不安」(44.0%)が上位に。「感染症対策」として脱マスクに抵抗がある人は26.9%にとどまり、顔全体を出すことに対する抵抗感が多くを占める結果となった。
次に、長期間マスクを着用していることによる影響を調べたところ、全体の9割が「目元しか見たことがない友達がいる」(86.0%)と回答。年代別にみると、小学生は7割(70.0%)だったのに対し、中・高校生は9割(中学生 88.9% 高校生 86.7%)と高い割合を示した。
続いて、整形について、「身近な友達と『美容整形(プチ整形)』について話をすることがありますか?」と質問したところ、52.7%が「ある」と回答。その割合は、小学生では20.0%、中学生で51.1%、高校生では61.5%と、年代が上がるほど「美容整形」が話題に出る傾向に。
また、「将来、美容整形(プチ整形)をしてみたいですか?」と聞くと、小学生60.0%、中学生66.6%、高校生68.8%が「してみたい」と回答した。