【速報】ジェットスター 成田空港発をほぼ全便欠航 システム障害影響後

格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンは12日夜、同日午後3時50分ごろから国内線の離着陸に関するシステムに障害が発生し、複数の国内線を欠航にしたと明らかにした。同時刻から成田空港を出発する国内線のほぼ全便が欠航となった。関係者によると、システム復旧に3時間以上を要した。
同社によると、成田と福岡、関西、高松などを結ぶ便のほか、中部-福岡を欠航とした。離着陸に関する性能計算や荷物の重さなどを管理するシステムに不具合が生じ、同社が原因究明を急いでいる。
成田空港では出発できないままの便が複数生じ、旅客ターミナルに多くの客が待機。チェックインカウンターには払い戻し手続きをするため、大勢の客が列を作った。一部の旅客が説明を求めようと係員に詰め寄る場面もあった。
午後6時5分出発予定の高松便に搭乗した女性会社員(19)は「席に座ってから1時間半ぐらい待たされ、欠航のアナウンスがあった。帰れないので、これから宿を探す。あすの仕事は休む連絡をした」と話した。同便に乗っていた50代の自営業男性も「あすの仕事の約束をずらしてもらった」とため息をもらした。