「今後どうなっていくのか心配」「相場が下落すると売上高にも響く」処理水放出で名古屋の卸売市場では不安の声

24日、福島第一原子力発電所で処理水の海洋放出が始まったことを受けて、名古屋の市場では、漁業関係者から不安の声が聞かれました。
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毎日、全国からおよそ320トンの水産物が集まる、名古屋市熱田区の中央卸売市場本場。宮城県で水揚げされたカツオやマグロも並ぶ中、24日始まった福島第一原発の処理水の海洋放出を受けて、漁業関係者からは不安の声が聞かれました。(漁業関係者)「(影響は)市場自体には今のところないが、今後どうなっていくのか心配」「相場が下落すると、どうしても売上高にも響くが、そうも言っていられないので、来たものをどんどん売っていく姿勢です」
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この市場には、福島県沖で9月に始まる底引き網漁で取れた、カレイやヒラメなどが入荷する予定だということです。