覚えておくと楽しい!ミカンの豆知識 ヘタをとってくぼみを見ると…?

寒い日に、暖かい部屋で食べるミカンはおいしく感じるもの。ビタミンCが豊富に含まれているとあり、風邪予防に食べている人もいるでしょう。
そんなミカンを食べるのが、ちょっと楽しみになるある秘密をご紹介します。
暮らしに便利な裏技を紹介している、ボム(bom_kosodate_lifehack)さんは、「知ってる?」というコメントとともに、ミカンに関する豆知識を動画で紹介しました。
まずミカンのヘタをとり、くぼみをみると、白い線が11本あるのが分かります。
そして、皮をむいたミカンの房の数を数えると…
11個で一致しました!
なんと、この方法を試せば皮をむかずに房の数を知ることができるのです。
※動画はInstagram上で再生できます。
ボム | 今すぐ役立つ子育てライフハック(@bom_kosodate_lifehack)がシェアした投稿
JAにしうわ真穴柑橘共同選果部会のウェブサイトによると、放射線状に並んだ白い線は、葉でできた養分が通る維管束の断面なのだそう。
房の数が分かる仕組みについて、こう説明をしています。
また、みかんの房の数を知るには皮をむかなくても分かる方法があります。緑色のヘタを取るとでてくる、くぼみやヘタの裏に放射線状に並んだ線があります。
この線を数えると、房の数をほぼ間違えることなく言い当てることができます。
この放射線状に並んだ線は、維管束の断面になります。維管束は、根から吸収した水分やミネラル、葉でできた養分が通る管です。
通常ヘタを通る一つの維管束は一つの房につながっているため、維管束の筋を数えることで房の数がわかるようになっています。
真穴みかん 愛媛 JA真穴共選 ーより引用
1つの維管束が1つの房につながっているため、皮をむかずとも房の数が分かるのですね。
ボムさんによると、「今のところ全部数が合っていて、子供たちと盛り上がっています」とのこと。
投稿には、「そんな所に隠されていたのかー!」などといった、驚きの声が上がっています。
家族での団らんが盛り上がりそうな豆知識。覚えておくと、ミカンを食べる時の楽しみが増えそうですね!
[文・構成/grape編集部]