店頭での接客業は、人と人が直接顔を合わせてコミュニケーションをとらなくてはなりません。
品物の管理やレジ打ちなどの業務の合間に、時にはトラブル対応が生じることも。
そういった場合は大きなクレームに発展しないよう、できるだけ迅速かつ正確に対応する必要があります。
スーパーマーケットで働いており、接客業に関する実録漫画をInstagramで公開している、あとみ(yumekomanga)さん。
店員として働く女性から寄せられた、仕事中のエピソードを描きました。
女性が働くスーパーマーケットには、セルフレジが導入されているのだとか。しかしある日、客の利用中にセルフレジが故障してしまうトラブルが発生してしまいます。
トラブル対応をする際に多くの店員が祈るのは、「どうか、客が厄介なタイプではありませんように」…ということ。
もちろん、店側に非がある場合、客側が怒るのは仕方のないことといえます。しかし中には、大声で怒鳴ったり、店員に無茶な要求をしたりする、度の過ぎたクレーマーも存在するのです。
きっとこの女性も、対応中はハラハラとしたことでしょう。しかし男性客たちは、「自分たち、男前なんで大丈夫ですよ!」と笑顔で声をかけてくれたのでした。
この小粋ないい回しは、女性を安心させる目的もあったのかもしれません。男性客たちの温かい対応に、多くの人から称賛の声が上がっています。
・な、なんて神様のようなお客様なんだ…!
・精算時に誤差は生じちゃうけど、この心意気は真のイケメン。
・このおおらかさを見習いたい。ひと言からいい人なのが伝わってくる。
『美形』や『たくましい人』など、いろいろな意味を持つ『男前』という言葉。
彼らのような、きっぷのいい人こそが、真の男前といえるのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]