移住後の失敗や後悔で最も多いのは? 2位は「仕事の求人が少なかった」

「こだて賃貸コラム」(KG情報運営)は1月11日、「地方移住」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査日は2023年12月7日、調査対象は「地方移住をしたことがある」「地方移住に関心がある」20代以上の個人、有効回答は300人。

今回の回答者のうち、実際に「移住したことがある」人は約4分の1の24.7%、「移住に関心がある」人は約4分の3の75.3%だった。

実際に移住をした人にどんな移住をしたか尋ねたところ、出身地に戻る「Uターン」が50.0%と最も多く、出身地を離れて移住する「Iターン」も43.2%を占めた。一方、出身地から都会に移住した後、出身地近くに戻る「Jターン」は6.8%にとどまった。

今後移住をしたいと考えている人が関心のある移住は、「Iターン」が圧倒的に多く61.5%。次いで「Uターン」が32.3%、「Jターン」が6.2%となった。

次に、実際に地方へ移住した人に移住した理由を聞くと、1位「都市部での生活がストレスだったから」(34人)、2位「自然に囲まれた生活がしたかったから」(32人)、3位「生活コストが都市部よりも低いから」(30人)と続き、都会ならではの問題点が移住の理由につながる傾向がみられた。

一方、地方移住後の失敗や後悔については、1位「交通手段が制限され、不便だった」(40人)、2位「仕事の求人が少なかった」(30人)、3位「医療体制が十分でなかった」(15人)となった。